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 - 奥山メリヤス- ニットと蕎麦の街、寒河江

20/2/2016

 
昨年の夏のこと。
ニットブランドBATONERの生まれ故郷、奥山メリヤスさんを訪問しました。

​奥山メリヤスさんは、ニット生産で全国的に有名な山形県寒河江市に古くからあるニット製造会社です。
確かな技術から様々なブランドのOEM事業を展開されていましたが、
海外生産の波に押され、衰退しつつあった地場産業の新たな未来を創るべく
三代目の幸平さんは、2011年に自社のニットブランド「BATONER(バトナー)」を立ち上げられました。
日々ニット作りに情熱を注ぎながら大切にブランドを育てていらっしゃいます。
最近では全国から職人希望の若い方からの問い合わせが増えてきたそうです。
パチパチ。

BATONERさんのニットは着心地が素晴らしいだけではなく「かわいいの着てるね」と声をかけられる事しばしば。

この冬一番のお気に入りニットでした♡
このニットに出会えた事、そしてお仕事として携われることをとても嬉しく感じています。


工場を見学させて頂く中で、ニットづくりへの情熱や現実の厳しさや
社長として現場を引っ張るお父様から三代目の息子さんへの想いなどを、活字ではなく「ことば」を伺えたことで
いままで頭で理解したつもりの現代の問題を、少しだけ理解できた気がしたのでした。
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糸巻き機はフォトジェニック。
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真面目に取材中。
「原料から製品の仕上げまで全ての工程を密接な連携のもと行える寒河江の地域特性を活かし、
古き良き伝統的なニットを新しい解釈で展開し、受け継がれていくモノを追求しています」
​工場内は至るところに山積みの糸(原料)とニット。
​また、リンキング、縫製、成形など各工程の職人さんたちがたくさんいらっしゃいます。
​

続いて少しはなれた同地域の紡績会社、月山紡績さん見学。
工場内の高湿度に慣れるまで数分かかります。
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「巨大うどん」のようなコットン糸のもと。初体験のしっとりふんわり手触りでナデナデしたくなります。
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この細さになると見慣れた「糸」の状態。
この様に着色された糸の場合は、同エリア内の染工場「石川染工」さんで染色されたもの。


山形といえば蕎麦天国。山形の蕎麦は麺が太めで野性的。美味しいのです〜
左:「吉亭」のゲソ天そば。さくらんぼのサービス付き。
真ん中:「清右衛門そば」のざる。デザートのきなこ草餅もすっごくおいしかった。
右:「店名不明」の肉そば。冷たいスープの肉そばは、寒河江名物。コクとさっぱりの和風そばラーメン?
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寒河江の方々は、みな穏やかで上質なニットの様に暖かな優しいお人柄。
さらに蕎麦、肉、さくらんぼ、美人ママのスナックとおいしいものと憩いの時間がある場所です。




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